西郷村まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略の策定について
西郷村第2期まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略の策定について
政府が平成26年11月に公布・施行した「まち・ひと・しごと創生法」では、全国の自治体に人口減少対策の方針をまとめた「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定が促され、人口減少対策に村をあげて取り組むため、まち・ひと・しごと創生法第10条に基づき、平成27年度に西郷村まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略を策定しました。
この策定から5年が経過した現在、国による第2期の総合戦略策定の動きや、様々な社会情勢の変化にも対応していくことが求められており、この5年間に進められてきた施策、実施事業の評価・検証や、優先度の見直し等をはかり、令和2年度から令和6年度を計画期間とする、西郷村第2.期まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略を策定しました。
策定にあたっては、産官学金労言住の各界代表で構成される「地方創生有識者会議」の意見等をふまえ、地方創生に向けた「西郷村まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略」を令和2年3月31日に策定いたしました。
本村は東日本第震災以降、現在(令和元年度)に至るまでの期間、人口は増加を続けており、第1期人口ビジョンでの推計値を上回って推移していることから、第2.期の総合戦略では、施策体系の柱である3つの基本目標を継承し、これらの達成に向けて引き続き本村の実情に対応した施策を推進し、第2.期人口ビジョンでは合計特殊出生率を2040年までに1.87へ、2060年には2.11まで引き上げ、人口ビジョンに定める西郷村の将来人口展望を底上げし、2040年に20,000人以上、2060年に18,000人以上の人口維持を目指すものといたしました。
基本目標1「にしごうで'出会い'安心して産み・育てる村をつくる」
出産・結婚・子育て支援として、村内企業と連携した出会いの場の提供や不妊治療費助成、第2子以降の子どもに対する累進的な支援の検討等。
基本目標2「にしごうで'働き'安心して生活できる村をつくる」
産業雇用対策として、商工会、産業サポート白河と連携した創業希望者への支援。村農産物での6次化製品の商品開発、野菜生産振興対策事業の拡充。
若者のU・I・Jターンを促すために、奨学金制度の拡充や留学渡航費の一部助成。企業版ふるさと納税を活用した奨学金支援等。
基本目標3「にしごうを'愛し'安心して生活できる村をつくる」
地域団体、自主防災、コミュニティ活動の支援等により地域への誇りと愛着の醸成を図る。
SNS、ICTを活用した情報の発信、移住者向けプロモーション、村外親睦団体との交流会の開催。
運動教室や介護予防の取組により、健康長寿の村づくりを推進。
更新日:2021年04月01日