火伏観音堂

更新日:2024年06月26日

折口火伏観音 西郷村指定重要文化財(西郷村指定第10号)

火伏観音堂の画像

折口新田村を開いた榊原武助の妻が新田鎮護のため造立したと伝えられています。本尊の聖観音は長さが5寸の銅仏立像で作者は不明です。通常は白河市龍蔵寺にあり、縁日4月18日に出開帳してお祭りが行われます。

境内の東方に榊原武助とその妻の姓名法名が刻まれている岩があり、これを「伝え石」といいます。観音堂の由来が刻まれています。

また、火伏(防火)の仏としても信仰されていて、これは昔観音堂が火災の折、観音の慈悲を感じていた池の「タニシ」(ツブともいう)が身を焼いて堂を守ったという故事によるものです。そのため、ツブ観音ともいわれています。

観音堂周囲には三十三観音が配置されています。

 

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