三十三観音
三十三観音 西郷村指定重要文化財(西郷村指定第11号)
折口の三十三観音は大正初めに勧請されました。
はじめは地元の念仏衆が西国の三十三観音のお姿を描いた木札を建てていました。
大正3年(1914)頃信者によって石造にすることと、火伏観音堂及び霊場の整備を計画しました。それから信者たちは毎年収穫がすむと浄財の寄進を仰ぎ、男達は栃木県大田原市(旧黒羽町)雲巌寺まで出かけ霊場を視察し、青年達はその設計にもとづき労力を提供しました。
その結果、大正6年(1917)9月、開眼供養の祭典が行われました。
更新日:2024年06月27日