村民の皆さまへのお願い(令和3年4月28日)

更新日:2021年04月28日

全国においては、新型コロナウイルス新規感染者が多数確認されている状況であります。

なかでも、急速に感染者が拡大している東京都、大阪府、京都府、兵庫県に対し、政府は、4月23日、3度目の緊急事態宣言の発令を決定いたしました。

こうしたなか、4月26日、福島県を含む東北6県及び新潟県、仙台市、新潟市は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大型連休を前に、県民に対し、県境をまたぐ移動の自粛を求める「東北・新潟共同メッセージ」を出し、7県内のほか、関東、関西などへの不要不急の往来自粛も呼びかけております。

多くの村民の皆様が、大型連休中のレジャー、旅行、買い物などを楽しみにされていたことと思いますが、この大型連休中の皆様の過ごし方が、感染拡大防止に極めて重要となります。

大型連休は、皆様がそれぞれに、ご自宅で、工夫をしながら、ゆっくりと過ごすお時間を作っていただきたいと思います。

現在、福島県においては、4月に入り、高齢者施設、大学、学校、事業所などでクラスターが発生しており、依然として予断を許さない状況にあります。

このことにより、県内の病床使用率は、4月21日時点で47.5%となっており、医療提供体制に深刻な影響が出ている状況です。

村民の皆様には、ご不便、ご苦労をお掛けいたしますが、今後、感染の状況がどのように変化していくのか、今が瀬戸際であります。このまま、感染拡大が続けば、医療崩壊という最悪のケースも想定されます。

皆様の強い危機意識が、自分の身を守り、さらには地域を守ることに繋がります。

これより5月11日までの期間は、運命を分ける期間となります。

村民の皆様、お一人お一人が感染防止対策に取り組んでいただきますよう、改めてお願いいたします。

そこで、ゴールデンウィークを迎えるにあたり、以下の3点について、皆様のご協力をお願いいたします。

  1. 感染拡大地域との不要不急の往来の自粛(その他の地域へは慎重に検討)
  2. 飲食を伴う大人数での懇親会や会合の自粛
  3. 感染対策が徹底されていない接待を伴う飲食店、酒類の提供を行う飲食店等の利用の自粛

新型コロナウイルスは、いつ、どこで、誰が感染してもおかしくない状況にあり、私たち全員が当事者であります。

不安や恐怖により、感染者やそのご家族に対する差別的言動や誹謗中傷は決してあってはなりません。

お互いを思いやる気持ちを持ち、新型コロナウイルス感染症を乗り越えていく必要があります。

村も、感染拡大防止に向け、国・県、関係機関と連携し、迅速な対応と情報発信に取り組んでまいりますので、村民の皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。

西郷村新型コロナウイルス感染症対策本部

本部長 高 橋 廣 志