鬼門鎮護七仏薬師堂

更新日:2021年04月01日

鬼門鎮護七仏薬師堂 西郷村指定重要文化財(西郷村指定第7号)

薬師堂の画像

七佛薬師堂は寛喜2年(1230)結城朝広が白河搦目城の鬼門鎮護のため領内の三城目村(現矢吹町)より七仏薬師如来を白河向寺甘露寺高岡艮の山上に勧請しました。丹羽長重が小峰城修築のときに高岡山麓に移して小峰城の鬼門鎮護としました。明治14年(1881)に今の長坂に移築されました。大正時代には、白河市の金勝寺が荒廃していたため、金勝寺の本堂として仮用していました。

薬師堂は三間四方で正面の額は阿部豊後守(正外か?)が献上したもので、堂内にある額は松平定信直筆のものです。薬師如来は厨子の中にその名の通り7体納められ、3体が9寸(約27cm)で、他4体は7寸(約21cm)で、定朝の作といわれています。

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