子どもの定期予防接種

更新日:2021年04月01日

感染症にかからないために 各種予防接種について

予防接種について

病気にかかってから治すよりも、一人ひとりがかからないように予防することが大切です。

予防接種は、感染症にかからないようにするために行うものです。

健康で幸せな一生を送るために、乳幼児から計画的に予防接種を受ける必要があります。

予防接種は、すべて指定された医療機関で、個別に受けるようになっております。

接種前の注意

  • 健康状態の良いときに受けてください。
  • 母子手帳は忘れずにお持ちください。
  • 予防接種を受けるときは、事前に病院等に予約、お申込みください。
  • 発熱している方や、けいれんをおこした方など、医師が接種不適当と認めた方は接種できません。

接種後の注意

  • 接種を受けた後10分位は、その場で様子を見てください。
  • 接種当日および翌日は激しい運動は止めてください。
  • 入浴は差しつかえありませんが、注射した部位をこすることは止めましょう。
  • 接種後、高熱、けいれん、吐くなどの異常が現われたときには、すぐ医師の診察を受けてください。

お問合せ0248-25-1115

異なった種類のワクチンを接種する場合の間隔

予防接種で使うワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンがあり、異なった種類のワクチンを接種する場合に間隔を守ることが必要です。

同種のワクチンを接種する場合には、それぞれのワクチンの決められた間隔を守って接種してください。

生ワクチン

BCG、ポリオ、麻しん風しん混合を接種した場合接種した翌日から27日以上おいてください。

生ワクチンは生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたもので、接種することによりその病気にかかった場合と同じようになります。

接種後から体内で細菌やウイルスの増殖がはじまり、それぞれのワクチンの性質に応じて発熱や発疹の軽い症状がでることがあります。

十分な抵抗力(免疫)ができるのに約1か月程度必要となります。

不活化ワクチン

四種混合、二種混合を接種した場合接種した翌日から6日以上おいてください

不活化ワクチンは、細菌やウイルスを殺し免疫を作るのに必要な成分を取り出して毒性をなくしたものです。この場合、体内で細菌やウイルスが増殖しないため、数回接種することによって抵抗力(免疫)ができます。

一定の間隔で2~3回接種し、最小限の抵抗力ができたあと、約1年後に追加接種して十分な抵抗力をつけます。

集団予防接種(ポリオ)は廃止になりました

平成24年9月1日より、ポリオ予防接種が従来の生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンに変わりました。そのため、集団で実施していたポリオの予防接種は廃止し、他の予防接種と同様の協力医療機関での個別接種へ実施方法を変更します。

個別予防接種

各医療機関にておこなっております。(保健福祉センターでは行なっていません)料金は自己負担分無料です。

予防接種の予診票は、赤ちゃん訪問時にお渡しします。

ヒブ(Hib感染症)

 

【初回免疫】2か月以上5歳未満(標準的な接種開始は生後2か月~7か月未満)

・接種回数

27日から65日の間隔で3回(2回目、3回目の接種は1歳の誕生日の前日までに完了

【追加免疫】初回免疫終了後、7か月以上(標準として7か月~13か月)の間隔をあけての1回接種

小児用肺炎球菌

【初回免疫】

2か月以上5歳未満(標準的な接種開始は生後2か月~7か月未満)

・接種回数

27日以上の間隔をおいて、3回接種。1歳までに完了

【追加免疫】2か月以上5歳未満(標準的な接種開始は12か月~15か月未満)

・接種回数

初回接種3回目終了後、60日以上の間隔をおいて、1回接種

B型肝炎ワクチン

【対象年齢】

2か月以上1歳未満(標準的な接種は、生後2か月、3か月、7~8か月の3回)

【接種間隔】

(2回目) 1回目接種から27日以上の間隔をおいて接種

(3回目) 1回目接種から139日以上の間隔をおいて接種

BCG
【標準接種年齢】

1歳未満(標準的な接種間隔は生後5か月~8か月未満

【接種回数】

1回

四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)

1期

【標準接種年齢】

生後3か月~1歳(法廷接種年齢は3か月~90か月です)

【接種回数】

3回

【備考】

20日から56日の間隔をあけて3回接種します。

 

1期追加

【標準接種年齢】

1歳半~2歳半

【接種回数】

1回

【備考】

四種混合1期終了後から6か月以上の間隔をおいて、追加接種をおこないます。

二種混合(ジフテリア・破傷風)
【標準接種年齢】

11歳(法廷接種年齢は12歳~13歳未満です)

【接種回数】

1回

【備考】

予診票については、各学校より配布されます。

麻しん・風しん混合

1期

【標準接種年齢】

1歳~2歳未満

【接種回数】

1回

【備考】

麻しんや風しんは幼児期早期にかかってしまうことが多いため、お母さんからの免疫がなくなる生後12月以降のなるべく早期に第一期の接種を受けましょう。

2期

【標準接種年齢】

次年度、就学をむかえる年長児

【接種回数】

1回

【備考】

予診票は郵送します。

3期 4期

平成20年4月1日から中学1年生と高校3年生に相当する年齢のかたを対象に実施していました「麻しん・風しん混合(MR)」の第3期、第4期の予防接種は、平成24年度までの時限的追加措置のため、平成25年3月31日をもって終了となりました。

水痘ワクチン

【標準接種年齢】

1歳~3歳未満

【接種回数】

2回

【備考】

標準的な接種開始は、12~15ヵ月までに1回目を接種しましょう。2回目は、1回目接種後、6~12ヵ月の間隔をおいて1回接種しましょう。

日本脳炎

平成17年度から、日本脳炎については接種の積極的勧奨を差し控えることとなっていましたが、新しいワクチンが認可されたことにより、接種勧奨が再開されました。

接種時期については、病気にかかりやすい時期を考慮して、3歳から4歳になるまでの期間での接種が進められています。3歳になったら接種を始めましょう。

・標準的な接種期間は3歳から4歳までの期間で、1期初回1回目を受けた後、6日 から28日までの間隔で2回目を受けます。2回目終了後おおむね1年後に1期追加を受けることになります。(合計3回)

・予診票は予防接種個人票に綴られています。紛失した場合または転入等で予診票がない方は、保健福祉センターまで母子健康手帳を持参のうえ、取りに来てください。

平成17~21年度の国の積極的な接種勧奨の差し控えにより、平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれの人は、20歳の誕生日の前日までずっと、1期・2期の定期接種の期間となる特例措置があります。(平成23年5月及び平成25年4月改正) 生年月日、接種回数・間隔、指定医療機関、接種日現在の住民登録などの条件を満たせば、無料(公費負担)で接種できます。

注) 2期は、9歳以上で1期追加接種からなるべく5年以上おいて接種します。

不活化ポリオワクチン

【対象者】

生後3か月~90か月未満

【接種回数及び間隔】

初回接種:20日以上の間隔をおいて3回接種

注釈1: 望ましい接種間隔は20日から56日までの間になりますが、当分の間(3年程度)に限って、56日を過ぎても接種が可能となります。

追加接種:初回接種終了後6か月以上の間隔をおいて1回

注釈2:追加接種については、現在国内臨床試験を実施中のため、9月1日の導入時点では、定期接種対象者には含まれません。接種データが整い次第、追加接種として定期接種に導入される予定です。

【予診票について】

不活化ポリオの予診票は、医療機関に用意してあります。生ポリオワクチンの予診票は使用できません。

【その他】

・従来の集団接種は実施しません。

・生ポリオワクチンを2回受けている方は、不活化ワクチンの接種は必要ありません。

・白河市及び西白河郡以外の医療機関で接種する場合は、予診票が必要になりますので、下記にまでご連絡ください。

子宮頸がん予防接種のお知らせ(女子のみ)

平成24年度まで「子宮頸がん予防(HPV)ワクチン」の名称で全額公費助成をしていた任意(希望者のみ)の予防接種が、平成25年度から定期予防接種となりました。 平成25年6月14日現在、厚生労働省での審議結果により、積極的な勧奨(個別通知)はすべきではないとされました。 接種の中止ではありませんので、接種を強く希望する人は、有効性・安全性等について、十分検討し、理解した上で接種をうけるようにしてください。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:健康推進課

電話番号:(高齢者支援・介護保険)0248-25-3910 (保健・健康増進)0248-25-1115 
ファックス番号:0248-48-1049

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