田土ヶ入水芭蕉自生地
田土ヶ入水芭蕉自生地 西郷村指定重要文化財(西郷村指定第12号)

水芭蕉は本州中部以北の湿原に群をなして茂る無茎の多年生草本で、地下の深部には、里芋に似た球状の根茎があります。4月下旬から5月上旬にかけて葉に先立ち卵状楕円形で尖った雪白色の仏焔苞につつまれた20cm位の緑がかった棒状の明るく美しい花序が立ち、焔苞と共に(普通花と呼ぶ)花畑に淡緑色の小さい両性花が密集してつきます。
高冷地の水気の多い湿地にはえるのが多く、田土ヶ入谷地には昔日、数多い繁殖地がありましたが、水田造成などで減少してしまいました。
水芭蕉自生地までの行き方

お車でお越しいただく場合は、駐車場に停めていただいて、3分程度歩いて水芭蕉自生地に向かうようになります。足元が悪いので気をつけて見学して下さい。
更新日:2025年04月08日