カモシカを見つけたら(村内で)

更新日:2022年04月12日

ニホンカモシカは北海道、中国地方を除く本州、四国、九州に生息する日本固有の動物で、国の特別天然記念物になっています。一般に成獣は体長1~1.5m程度で、黒褐色や灰褐色の体毛で覆われ、オス、メスともに角があります。反芻する草食動物で、岩場や急斜面のある森林に生息し、低木の葉、芽。小枝、花、実などを食べます。基本的には群れを作らずに単体で行動し、一定の範囲(10~50ha)の縄張りを持つため、同じ場所で何度も目撃されます。もしニホンカモシカを目撃した場合は以下の点に注意してください。

生きているカモシカに出会ったら

  1. むやみに近づかないこと。 興奮した場合、突進及び角で攻撃される可能性があります。
  2. 逃げ道をふさがないこと。
  3. ケガや病気などがなく元気な場合は、ニホンカモシカは本来おとなしい性格で、帰巣本能があるといわれています。放っておけば山へ帰ると思われますので、静かに見守ってください。
  4. ケガや病気などで弱っている場合、村教育委員会へご連絡ください。
  5. 子どものカモシカだけの場合、近くに親がいることがほとんどです。場合によっては親が威嚇してくることもありますので、近づかないでください。一度保護(捕獲)してしまうと野生の復帰が困難になりますので、保護しないでください。

死んでいるカモシカを見つけたら

なるべく動かさず、村教育委員会へご連絡ください。

カモシカの画像

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