風・水害対策

更新日:2021年04月01日

台風の知識

東経180°より西の北西太平洋に発生した亜熱帯低気圧を対象に「台風」と「弱い熱帯低気圧」に分けます。最大風速が17m/s以上または風力8(17.2m/s)以上になったものを「台風」と呼びます。

台風の大きさと階級分け
階級 風速15m/s以上の半径
ごく小さい 200km未満
小型(小さい) 200km以上300km未満
中型(並の大きさ) 300km以上500km未満
大型(大きい) 500km以上800km未満
超大型(非常に大きい) 800km以上
台風の強さと階級分け
階級 風速15m/s以上の半径
弱い 17m/s以上25m/s未満
並の強さ 25m/s以上33m/s未満
強い 33m/s以上44m/s未満
非常に強い 44m/s以上54m/s未満
猛烈な 54m/s以上

集中豪雨の知識

集中豪雨とは、短時間のうちに狭い地域に集中して降る豪雨のことで、梅雨の終わりごろによく起こります。狭い地域限られ突発的に降るため、河川の氾濫や、土砂崩れなどによる大きな被害が予想されます。

1時間の雨量と降り方
1時間の雨量 「気象用語」では 「人の受けるイメージ」は
5~10ミリ   雨音が聞こえる
10~20ミリ やや強い雨 ザーザーと降る
20~30ミリ 強い雨 どしゃ降り
30~50ミリ 激しい雨 バケツをひっくり返したように降る
50~80ミリ 非常に激しい雨 滝のように降る

気象情報に注意しましょう

毎年7月~10月に大きな被害をもたらすのが、台風。中心気圧が低いほど強い台風で、暴風をともなっています。

台風が日本に近づくと気象庁では、1時間ごとに位置、3時間ごとに進路予想を発表します。予報によく注意し準備をしましょう。

台風の進む速度が早いと、不意打ちを受け大きな災害となることがあり、遅いと長時間の風雨で被害が広がります。

風水害対策のポイント

屋根

瓦のひび・割れ・ずれ・はがれはないか。

トタンのめくれ・はがれはないか。

外壁

モルタルの壁に亀裂はないか。

板壁に腐りや浮きはないか。

雨どい・雨戸

雨どいに落ち葉や土砂が詰まっていないか。継ぎ目はずれや塗装のはがれ、腐りはないか。

雨戸にガタツキやゆるみはないか。

ベランダ

鉢植や物干し竿など飛散の危険が高いものは室内へ。

屋外では

  • 情報を注意深く聞く
  • みやみに外出しない
  • 停電時に備え、海中電灯やろうそくの準備
  • 非常持ち出し袋の用意、飲料水の確保
  • 浸水に備え家財道具を高い場所に移動

避難の注意点

履き物

くつは底のしっかりした運動靴などで、ながぐつは水が入ると歩きにくくなる。

歩ける深さ

歩ける深さは、男性で約70cm、女性で50cm。腰の高さになったら無理せず高いところで助けを待つように。

足元に注意

水面下にはどんな危険が潜んでいるかわかりません。長い棒をつえにしてくぼみや溝などがないか確認して、ゆっくり歩く

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:防災課

電話番号:0248-21-5190
ファックス番号:0248-25-2689

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