東日本大震災から11年目を迎えて(村長メッセージ)

更新日:2022年03月11日

西郷村長 高橋 廣志

西郷村長 高橋 廣志

東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故から、本日で11年が経ちました。

謹んで、犠牲になられました方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族や被災された方々に心よりお悔やみとお見舞い申し上げます。

11年前のこの日、住み慣れたこの村が、一瞬にして崩壊しました。マグニチュード9の三度の長い揺れに襲われた本村は、ライフラインが寸断し、あたり前の日常が突然失われてしまいました。

この震災により、本村では、かけがえのない5名の尊い命が奪われました。

さらに、原発事故による放射性物質の影響は、環境汚染や健康被害への不安など、誰しもが、これまでの日常生活では経験したことのない不安に襲われたことと思います。

また、本村では、474棟にも及ぶ建物被害や約千名の方の避難受け入れなど、当時の震災被害がいかに甚大であったかを物語っております。

しかし、私たちは、復旧と復興を信じ、心を合わせながら、一つ一つ壁を乗り越えてまいりました。また、地域の身近な人とのつながりの大切さを改めて感じ、多くの皆さまからの多大なるご協力、ご支援をいただきながら歩んできました。

お陰をもちまして、生活再建や災害復旧、土壌の除染などにつきましては、概ね完了しました。しかしながら、県内における廃炉問題や汚染水処理問題など、課題は山積しております。

これらの課題につきましては、国の責任において、国民のため早急に対処していただけるよう、引き続き国や県へ要望を働きかけてまいります。

さて、未曽有の大震災から11年。11年という月日が、日々積み重なるなかで、発災直後の被害状況やそれをどのように乗り越えてきたのか、当時を経験した私達でさえ、記憶が薄らいできているのではないでしょうか。

これからも、発生し続けるであろう多様な災害に備え、村民の皆様の命を守っていくことは、私達の責務であり、あの時の経験や教訓を未来へ伝えていかなければなりません。

今、東日本大震災から11年を迎え、復旧・復興はまだ道半ばであります。一方で、本村を取り巻く環境は、少子高齢化の進行、安心・安全の確保、多種多様な公共サービスの提供など、課題は山積しておりますが、今後とも、「村民が安心して暮らせる住みよい村」実現のため、鋭意努力してまいる所存であります。

結びに、「人と自然が輝き 笑顔を未来へつなぐ さわやか高原公園都市にしごう」であり続けるために、引き続き村民の皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、私の挨拶といたします。

令和4年3月11日

 西郷村長 高橋 廣志

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